アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩書記長の会談がベトナムのハノイで昨日と今日(2019年2月27日と28日)に渡って開催されました。
テレビや新聞では、たいした内容でなくても、合意すること(合意文書などに調印すること)が両者の利益にかなっているだろうと報道していました。自分は、アメリカが北朝鮮に譲歩して経済制裁の緩和をするのではないかと心配していました。
蓋を開けると会談の予定を2時間も早く切り上げ、トランプ大統領はホテルに帰ってしまったということです。後で報道官から、会談は合意には至らなかった。という説明があったようです。
さすが、トランプ大統領でだと思いました。北が核の廃棄を行わないということ、会談を中断し、「安易な合意」をせず。これは、今後の米中貿易戦争や日米貿易交渉にも「アメリカは、安易な合意はしない。覚悟を持って交渉に向かってこい」ということを、言わずもがなで示した形になったと思います。
拉致問題の進展を、期待していたので残念だったけど、報道されていたように安易な合意をしなかったことは良かったと思います。平成も終わりに向かって米中交渉と中国の経済破綻の問題やブリグジットなど多くの問題が立ち塞がっています。これからどうすれば良いのだろうか?不安と期待がない交ぜになりながら今日のニュースw見ていました。