投稿者「ono」のアーカイブ

『うわばみ勘兵衛 将軍の居酒屋』──江戸の酒場に宿る、人の温度と静かな強さ

中岡潤一郎『うわばみ勘兵衛 将軍の居酒屋』を読み終えた。 ページを閉じたあと、しばらく“江戸の夜の匂い”が残るような、不思議な余韻がある。 物語の舞台は茅場町の居酒屋『みつば』。 暖簾をくぐると、湯気と酒の香り、そして人… 続きを読む »

SAKURA ボールサイン iD プラス「フォレストブラック」を迎えて

— 緑の気配をまとった黒が、思考に余白をくれる 新しいインクを試すとき、最初の一文字を書く瞬間がいちばん好きだ。 今日迎えたのは、SAKURA「ボールサイン iD プラス」のフォレストブラック。 黒インクのはずなのに、ど… 続きを読む »

大江戸に科学が差し込む瞬間のワクワク

『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』第1巻レビュー 江戸の町に“科学捜査”という異物が落ちてきたら、どんな物語が生まれるのか。 そんな問いに真正面から挑んだのが、山本巧次『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』だ。 第1巻を読み… 続きを読む »

スリムな本革手帳と歩く日々

── Davinci PREMIUM First Line を使い始めて気づいたこと** 外出先でふと浮かんだアイデアを、どこに落とし込むか。 この問いは、ブログを書く人間にとって永遠のテーマだと思う。 私はこれまで、P… 続きを読む »

Pentax K-1 Mark II ― “写真を撮る喜び”を思い出させてくれる一台

最近、APS-Cのカメラをオートで撮影し、コンデジのGrⅢxを使って気軽に撮影してきた。露出やF値等をあまり気にせずお任せにしてきた。そう、フィルムを撮影してきたので、ISOはフィルムで限定されていた。撮影するのに、制約… 続きを読む »

🌸 SAKURA Ballsign 4*1 レビュー

— 4色ゲルインキとシャープペンが生む、静かな創作の相棒 — 宮崎の朝、まだ空気が柔らかい時間に机へ向かうと、手に取りたくなる一本があります。 それが SAKURA Ballsign 41(GB4M1004)*。 4色の… 続きを読む »

プラチナ万年筆の「#3776 CENTURY(センチュリー) トラヴィア(Travia)

ある意味「高級万年筆」と言われるものを一本欲しくて、いろいろ探していたら、プラチナ万年筆から新しい万年筆が出るということだった。悩んだあげく購入することにした。 ― 伝統のその先へ進む、新しいセンチュリーの姿 万年筆の世… 続きを読む »

プロッターM6という“小さな余白”を使うということ

手帳をいくつも使ってきたけれど、最近になってようやく、プロッターM6(ミニ6)が持つ“特別さ”に気づいた。それは、大きなサイズのように情報を詰め込む道具ではなく、思考が生まれる瞬間をそっと受け止めてくれる、小さな余白の器… 続きを読む »

横浜旅行の記憶と新・御宿かわせみ3花世の立春

新・御宿かわせみ 花世の立春 表題作「花世の立春」では、花世と源太郎が「立春に結婚しましょう」と急に祝言を決意し、わずか7日後に婚礼を迎えるという展開。若い二人の門出が描かれ、シリーズの大きな節目となっています。 花世は… 続きを読む »