宮崎の空に響くジェット音と『ハウス・オブ・ダイナマイト』

投稿者: | 2025年11月14日

新田原基地の生活者が感じる現実とフィクション

🌌 暗闇の中で突然の轟音

仕事帰り、宮崎県新富町の新田原基地周辺を車で走っていると、突然、戦闘機が頭上を通過する。タッチ&ゴーの訓練だろう。轟音が夜の静けさを切り裂き、車内の空気まで震わせる。慣れているはずなのに、思わず身構えてしまう。 この音は、新富町で暮らす者にとって「日常に潜む非日常」の象徴だ。観光地としての穏やかなイメージの裏で、防衛の最前線が生活のすぐそばにあることを思い知らされる。

🎬 Netflix映画『ハウス・オブ・ダイナマイト』

キャスリン・ビグロー監督によるこの作品は、発射源不明のミサイルがアメリカ本土に迫る“30分間”を描いた政治サスペンスだ。

  • 発射源が特定できないという設定は、現実の同盟関係からすれば不自然だが、フィクションとしては緊張感を高める仕掛けになっている。
  • 大統領や軍幹部が「報復か沈黙か」を迫られる姿は、観客に“国家の決断”の重さを突きつける。

🔗 宮崎の空と映画の緊張感

暗闇の中で突然響く戦闘機の音と、映画の中で描かれる「発射源不明のミサイル」。両者は異なる次元の出来事だが、宮崎で暮らす私には奇妙に重なり合う。

  • 音は「現実の防衛」を思い出させる。新田原基地は南西方面の防空を担い、東アジア情勢と直結している。
  • 映画は「虚構の恐怖」を提示する。発射源不明という設定は、現実にはあり得ないが、観客に不安を植え付ける。

宮崎の空を見上げる生活者だからこそ、この映画の緊張感を「自分ごと」として感じるのだ。

✍️ 結び

新田原基地の近くで暮らす者にとって、戦闘機の音は日常の一部でありながら、時に「世界の不安定さ」を思い起こさせる。 『ハウス・オブ・ダイナマイト』を観ると、その音がさらに意味を帯びて聞こえてくる。宮崎の空に響くジェット音は、ただの訓練音ではなく、「もしもの未来」を想像させる問いかけなのだ。

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