万年筆とインクの世界に足を踏み入れた瞬間から、私は「インク沼」にハマってしまいました。とはいえ、大人買いをするほどではありませんが、さまざまなメーカーのインクを試すのが楽しみのひとつです。今回は、私が愛用している パイロットの万年筆と色雫シリーズ についてご紹介します。
色雫シリーズとの出会い
お気に入りの色たち
インク沼にハマるきっかけとなったのが、パイロットの「色雫(いろしずく)」シリーズ。日本の自然や季節をテーマにした繊細な色合いが特徴で、名前も美しく、使うたびに情景が浮かびます。
• 月夜:深みのある濃紺。普段使いにぴったり。
• 冬柿・躑躅・秋桜:赤系の色で、手紙や一筆箋に映える。
• 深緑:落ち着いた緑で、和の雰囲気を感じさせる。
• 冬将軍:灰色(薄墨色)で、静けさを表現。
• 山葡萄:紫系で、品のある印象。
• 竹墨:黒系で、力強さと柔らかさを兼ね備える。
どの色もそれぞれに個性があり、気分や用途に合わせて使い分けています。
色雫の魅力と注意点
魅力ポイント
• 日本的な色彩:四季折々の風景を感じさせるネーミングと色味。
• 滑らかなフロー:パイロットの万年筆との相性が抜群で、筆記がとても気持ち良い。
• 豊富なバリエーション:色もペンも多様で、シーンに合わせて選べる楽しさ。
注意点
• 裏抜け問題:特にモレスキンなどの紙では裏抜けが目立ち、使いづらいことも。
• 染料系インクの特性:発色は良いが、紙選びが重要。
まとめ:色雫は「書く楽しさ」を教えてくれる
パイロットの色雫シリーズは、色の美しさ、書き味の良さ、そして日本語を書くときの心地よさを教えてくれるインクです。裏抜けの問題はあるものの、ハガキや一筆箋、ノート、宛名書きなど、紙質がしっかりした場面ではその魅力を存分に発揮してくれます。
万年筆とインクの世界は奥深く、使えば使うほど自分の「好き」が見えてくる。そんな楽しみを、色雫はそっと教えてくれる存在です。