ちょっと難しい本を読む合間に手に取る箸休め的な、「大富豪同心」シリーズ。時代小説ファンに根強い人気を誇る幡大介さんの作品です。ようやく、ほぼ1年かけて第20巻『海嘯千里を征く』までたどり着きました。これまでの江戸の町を舞台にした物語から一転、海を舞台にした壮大な冒険譚です!
🧑💼 卯之吉、海へ出る!
主人公・八巻卯之吉は、江戸一番の札差・三国屋の末孫。放蕩三昧の生活を送っていた彼が、祖父の策略で同心となり、持ち前の財力と知識で事件を解決していくというユニークな設定が魅力です。
今作では、江戸で起きた殺人事件と行方不明者の謎を追ううちに、大阪の廻船問屋へと物語は展開。卯之吉は大阪へ向かい、江戸へ戻る「新綿番船レース」に参加することになります。
🌊 海嘯千里を征くとは?
タイトルの「海嘯(かいしょう)」とは、津波のような大波を意味し、「千里を征く」は遠くまで旅をすること。つまり、卯之吉が海を舞台に、波乱万丈の冒険を繰り広げる様子を象徴しています。
🚢 船上の知略と冒険
レース中には妨害工作や復讐劇が絡み合い、卯之吉は知恵と機転で危機を乗り越えます。特に、オランダ船の三角帆の原理を応用して逆風の中を進むシーンは、知識と勇気の融合が光る名場面!
📚 まとめ
『海嘯千里を征く』は、シリーズの中でも特にスケールが大きく、卯之吉の新たな一面が見られる一冊。時代小説好きはもちろん、海洋冒険ものが好きな方にもおすすめです!
もともとは、NHKの時代劇シリーズが面白かったので、本を手に取るようになったのですが、テレビより本の方が楽しいです。