名探偵のままでいて──老いと希望をめぐる物語
最近読んだ小説『名探偵のままでいて』(小西マサテル著)は、ミステリーでありながら、私にとっては“老い”と“希望”を考えるきっかけとなる一冊だった。 物語の主人公は、レビー小体型認知症を患う祖父と、その孫娘で小学校教師の楓… 続きを読む »
最近読んだ小説『名探偵のままでいて』(小西マサテル著)は、ミステリーでありながら、私にとっては“老い”と“希望”を考えるきっかけとなる一冊だった。 物語の主人公は、レビー小体型認知症を患う祖父と、その孫娘で小学校教師の楓… 続きを読む »
『脳科学捜査官 真田夏希 シリアス・グレー』はシリーズ第16作目。警察小説において「信頼」は、単なる人間関係の潤滑油ではない。命を預け合う現場では、それは時に「生存戦略」であり、「真実への鍵」となる。鳴神響一の『脳科学捜… 続きを読む »
日々の喧騒から少し離れて、静かな時間を過ごしたいと思ったときに出会ったのが、池永陽さんの『珈琲屋の人々』でした。タイトルの通り、物語は小さな珈琲屋を舞台に、そこに訪れる人々の人生の断片が描かれています。 この作品には、派… 続きを読む »
【読書感想】囲碁を知らない私が『幻庵』に夢中になった理由 百田尚樹さんの『幻庵』を読み終えました。正直に言うと、私は囲碁のルールすら知りません。黒と白の石を交互に置くゲーム、という程度の知識しかありませんでした。そんな私… 続きを読む »
『剣客商売 十二 十番斬り』は、池波正太郎による人気時代小説シリーズの第十二巻で、秋山小兵衛とその息子・大治郎が活躍する全七編を収録した作品です。表題作「十番斬り」では、病に冒された中年剣客・村松太九蔵が、世話になった村… 続きを読む »
ちょっと難しい本を読む合間に手に取る箸休め的な、「大富豪同心」シリーズ。時代小説ファンに根強い人気を誇る幡大介さんの作品です。ようやく、ほぼ1年かけて第20巻『海嘯千里を征く』までたどり着きました。これまでの江戸の町を舞… 続きを読む »
歴史好きとしては、少しずつ味わいながら読むつもりだったのに……結局まとめ買いして一気に読んでしまった。 東村アキコさんの長編歴史漫画『雪花の虎』。テーマはなんと「上杉謙信女性説」。一見トンデモ説に思えるかもしれないが、読… 続きを読む »
🏇 モンゴル帝国の西方遠征を描く壮大な叙事詩 歴史の中で、これほどまでに広大な領土を築いた人物がいただろうか。チンギス・ハン――その名は、征服者としてだけでなく、国家の創造者としても語り継がれている。 百田尚樹氏の『モン… 続きを読む »
📖久しぶりに紙の本を読んでみたら、やっぱり良かった 最近ずっとKindleで電子書籍を読んでいました。読書習慣を続けるモチベーションとして、「○日連続読書」や「○週連続読書」といった表示が出るのが嬉しくて、気づけば毎日K… 続きを読む »